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四部叢刊商務印書館 四部叢刊
【しぶそうかん】
張元濟らが中心となって、上海の商務印書館が出版した主要な古典の影印本。初篇は1919年、続編は1934年、三篇は1935年に刊行された。善本を提供することに目標を置いており、商務印書館が秘蔵する涵芬樓蔵本、江南図書館蔵本、北京図書館蔵本、及び各地の家蔵本等を底本に影印している。しかし、印刷の過程で修正を加えている箇所もあり注意を要する。現在では、なお優れた版本も発見されており、何でも「四部叢刊」のテキストを利用すればよいというわけではない。

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 四部叢刊(CD-ROM)【定】
 (※最近、書同文よりリリースされた。正編・続編・三編の画像・テキストを収録。日本語版Windowsでも動作する。)

□補足
 商務印書館の涵芬樓所蔵本を収めた叢書として、別途『涵芬樓祕笈』がある。

'02,2,2、齋主補足)

制作・著作:澁澤 尚 / 秋山 陽一郎
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